2008年 08月 26日
小雨の中、納涼歌舞伎を見に子どもと歌舞伎座へ行ってきました。 今日観てきたのは第3部。 ライトアップされた歌舞伎座。 筋書。 今日も3階席。 納涼歌舞伎は3部に分かれていて、上演時間が短いのでチケットの値段もいつもよりお安いです。 行く途中、日本橋三越で買ったお弁当。 なんていうお店だったか忘れた・・・。 今日の納涼歌舞伎はなんと言っても新作の「野田版・愛陀姫」。 去年の新作「舌切り雀」(渡辺えり演出)が騒々しいばかりで、ちょっと期待はずれだったので、 今年もちょっとだけ警戒してたんです(笑) でもさすが野田秀樹なんでしょうか、お話としてすっごく良かったです。 もう忘れてしまった(?)恋の情熱をたっぷり堪能してきました。 1時間ちょっとの上演時間はあっという間。 オペラを題材にしているということで、音楽も三味線じゃないんですが、その音楽が私にはお芝居にとっても合っているように感じられました。 (賛否両論あると思いますが) 最後に、失意の濃姫が尾張に嫁いでいく場面では、その音楽とセリフとで、又もやうるうるしてしまった。 勘三郎演じる、恋する女の嫉妬や愛情、苦悩にすっごく共感。 とてもとても愛する人がいて、周囲からも認められるのに、ただひとつ相手の気持ちだけが自分の方には向くことがない。 これって悲しいけど、自分の身に起きてもおかしくない状況かもと思ったら、ほんとかわいそうになっちゃった>勘三郎の濃姫。 そんなわけで、とっても充実の時間でした。 今までの野田版は全部シネマ歌舞伎になっています。 「研辰の討たれ」だけ見てないんだけど、この秋に銀座の東劇でシネマ歌舞伎をたくさん上演するので、子どもと夫も誘って見にいこうと思っています。 まずは気軽に歌舞伎をという方にはシネマ歌舞伎とってもオススメです! (古典ものとは違って全部口語なので、ちゃんと意味全部分かります・笑) ランキングに参加しています ぽちっと応援クリック~♪ ありがとうございま~す☆ ちなみに「紅葉狩」。 鶴松の踊り、とっても可憐でよかったなぁ。 なにが違うんだろ? それとはじめてみた巳之助の山ノ神の踊りも、若さとエネルギーに満ち溢れて、見ていて気持ちよかった!
by yuriaoka
| 2008-08-26 23:36
| かぶき
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